お知らせ一覧

著者ピアノリサイタル
『赤松林太郎 虹のように』
3/21 東京銀座 王子ホール

『赤松林太郎 虹のように』の著者、ピアニストの赤松林太郎さんが、3月21日に東京 銀座の王子ホールでリサイタルを開催されます。

会場で書籍の販売もございます。

曲目のテーマは「組曲」。
バッハ、ピアソラ、ロドリーゴ、そしてムソルグスキー「展覧会の絵」という、赤松さんならではの魅力的なプログラム。

どうぞお運び下さい。


赤松林太郎ピアノリサイタル
音の旅IV-四つの組曲-

日時:2025年3月21日(金) 19:00~(開場18:30)
会場:銀座王子ホール
一般:5000円(全席自由)※未就学児はご遠慮ください。

演奏曲目:

J.S.バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
ピアソラ/山本京子編曲:天使の組曲
ロドリーゴ:ピアノのための組曲
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

申込・問合せ・アクセスなど詳細は:
https://concert-search.ebravo.jp/concert/209374



室靖治(著)
『「記録の神様」山内以九士…』
新しいオビができました

新しいオビができました!



室靖治(著)『「記録の神様」山内以九士と野球の青春』

プロ野球のはじまりのころ、「記録」と「規則」の整備に力を尽くした山内以九士(やまのうち・いくじ)の評伝です。





表紙の写真は、山内以九士が1954年に自費出版した『打率早見表(ベースボール・レディ・レコナー』。山内自身が愛用した初版で、使い込んで革表紙がボロボロになっています。

ポケットサイズ、総頁362頁、活版印刷。
約70万の数字がびっしり並んでいます。

組版は資金難で工場に頼めず、職人2人を個人宅に呼んで作業を始めました。組版に使う鉛の活字は、「AB」(打数)、「H」(安打)、それに「0」から「9」までの13個だけ。
ところが植字工が何らかの事情で続けられなくなり、山内自身が組販作業をすることに…



苦労の末にできあがったレコナーは、来日した大リーグ関係者にも絶賛され、海を渡りアメリカでも活用されました。

関連の催し
齋藤陽道さん写真展
3/27-30 東京新宿

写真家・文筆家の齋藤陽道さんが、3月末に東京 新宿で写真展を開催されます。

齋藤さんは、『同じ月を見あげて』新澤克憲(著)の刊行の際に、心あたたまる応援メッセージを寄せて下さいました。

ポスターや開催概要のデータを頂きましたので、ご案内致します。

久しぶりの、「神話」シリーズの集大成となる写真展です。どうぞお運び下さい。

齋藤陽道写真展
「神話 7年目 —— 人間が始まる」

・会期 2025年3月27日(木)〜3月30日(日)
・時間 12:00~20:00 (最終入場19:30)
・会場 王城ビル 2階・3階 (東京都新宿区歌舞伎町 1丁目13−2)
・入場料  ¥1,000(高校生以下無料 ※学生証要提示) 会期中何度も再入場可能なチケットを発行します
・主催 株式会社せかいはことば
詳細Webページ



■メッセージ

絶望しながらも、それに甘んじるだけで終わらない。喜びを掴むことを諦めない。
そのぎりぎりの間を生きるということ。
そこにある痛みと光の両方のちからによって突き動かされる、かろうじて聖なる人間らしきもの。
それがあったから、ツンボと蔑まれる立場であった僕は、今、こうして人権を持つ一人として生きているし、写真を生業として生活ができている。
そして、子どもを迎える事ができた。
そうやって、ぼくは写真を生きていくことができる。

一人ひとりの人間的なものを大切にして闘った人がいたからこそ、ということが今、ひどく沁みている。
人間的なものは悪しきものがたっぷり含まれていると思うけれど、それでもその中にかろうじて残る、聖なる人間らしき輝きを諦めたくない。

『神話』というシリーズは、そういう、かろうじて残る聖なる人間的なものを中心にしたい。

それは撮影だけでなく、写真展においても。

どうぞ、写真とともにお会いできますように。
よろしくお願いいたします。

齋藤 陽道(HARUMICHI SAITO)

著者 出演情報(森本頼子氏)
実演つきシンポジウム
3/23 東京藝術大学

2025年3月23日(日)、
シェレメーチェフ家の農奴劇場』の著者 森本頼子さん出演の
シンポジウムが開催されます。

第6章「ロシアのオペラを創る」に登場する、サッキーニのオペラ《ルノー》
パリ・オペラ座初演の数年後、シェレメーチェフの劇場で、ロシア語に翻訳されて上演されました。
このオペラの元になっているのがタッソの叙事詩『解放されたエルサレム』です。

このシンポでは、『解放されたエルサレム』を元に各国で盛んに創作された音楽/美術作品について、何名かの研究者が発表します。
森本頼子さんは《ルノー》を中心にシェレメーチェフの上演活動を発表。
《ルノー》の中のアリアも演奏予定です。


■開催概要

シンポジウム  オペラ・アリアの実演付き

バロック・オペラとイタリア叙事詩
 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品
 
2025年3月23日(日) 13:00~17:40(開場:12:30)
東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部 5号館 1階 109番教室

事前登録制 入場無料(座席数に限りがありますので先着順となります)
参加希望者は3月21日(金)までにこちらからご登録下さい。


■内容

詩人トルクァート・タッソの叙事詩『解放されたエルサレム』(1581年刊行)は、イタリア文学を代表する傑作のひとつです。カトリック改革の時代に書かれたこの作品は、第一回十字軍が異教徒からエルサレムを奪還するという内容で、出版当初から高く評価されました。その後も本作を原作とする数多くの音楽作品や美術作品が生み出され、ますますその人気は高まっていきます。なかでも十字軍の勇者リナルドと異教徒の魔女アルミーダの恋物語は、多くの芸術作品の題材となりました。
今回開催するシンポジウムでは、イタリア、フランス、ドイツ、イギリス、ロシアにおける『解放されたエルサレム』を基としたオペラの広がりを分析すると同時に、美術作品に見られる叙事詩の影響を考察していきます。また、東京藝術大学音楽学部古楽研究室の協力により、オペラ・アリアの実演も行います。本催しが芸術分野における「『解放されたエルサレム』現象」ともいえる熱狂(フィーバー)の解明に一石を投じられれば幸いです。
(企画・構成:大崎さやの)


■プログラム

13:00 開会挨拶 趣旨説明

発表1:
イタリアとフランスのオペラ台本における『解放されたエルサレム』
大崎さやの(東京藝術大学)

発表2:
フランスにおける《アルミード》の変容 ―リュリからグルックへ
森佳子(早稲田大学)

発表3:
18世紀ロシアにおける『解放されたエルサレム』にもとづくオペラの上演 ―宮廷劇場と農奴劇場を中心に
森本頼子(名古屋音楽大学)

発表4:
ロンドンにおけるイタリア・オペラ黎明期に上演されたヘンデル《リナルド》の特徴
江秀和(杏林大学)

質疑応答 休憩

15:10
演奏1

発表5:
18世紀ドイツ諸都市における『解放されたエルサレム』にもとづくオペラ ―C.H.グラウン《アルミーダ》を中心として
大河内文恵(東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校)

発表6:魔女オペラと《オルランド・フリオーゾ》
辻昌宏(明治大学)

発表7:『解放されたエルサレム』の絵画化 ―17世紀イタリアの事例から
新保淳乃(武蔵大学)

演奏2

コメント:
横山義志(学習院大学、SPAC-静岡県舞台芸術センター)
上西明子(東京藝術大学)

質疑応答・閉会挨拶


■演奏者

枝 紀花(ソプラノ、修士2年)
小泉莉穂(ソプラノ、修士1年)
寺内詩織(バロックヴァイオリン、別科1年)
前川陽香(チェンバロ、修士2年)


■演奏予定曲目

リュリ《アルミード》第2幕第5場 アルミードのエール“Enfin, il est en ma puissance”
グルック《アルミード》第2幕第5場 アルミードのエール“Enfin, il est en ma puissance”
ヘンデル《リナルド》第2幕第4場 アルミレーナのアリア “Lascia ch’io pianga”ほか
(曲目、演奏順など、詳しくは当日発表となります)


■主催・協力・後援

主催: 科学研究費基盤(B)「啓蒙期ヨーロッパの芸術における「他者」の総合的研究」(研究課題番号:24K00051)
協力: 東京藝術大学音楽学部 古楽研究室
後援: 早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所 西洋比較演劇研究会 日本18世紀学会

 

著者 出演情報(森立子氏)
レクチャー・コンサート
2/9 彩の国さいたま芸術劇場

『ノヴェール「舞踊とバレエについての手紙」(1760年)』の編著・訳の森立子氏が、2/9(日)に彩の国さいたま芸術劇場で行われる、大塚直哉氏のレクチャー・コンサートにゲストとして出演されます。

「バッハと舞曲をめぐるさまざまな謎に迫る」興味深いコンサートです。

内容やチケット購入方法など、詳しくはこちらをご覧下さい:
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/99035/

大塚直哉レクチャー・コンサート 第11回
~鍵盤の上で踊るバッハ!?~

日時:2025年2月9日(日)14:00開演

会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演:
 大塚直哉(ポジティフ・オルガン、チェンバロ、お話)
 森 立子(西洋舞踊史・音楽史)

曲目:J. S. バッハ:イギリス組曲 第1番~第6番

主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

森立子(編著・訳)『ノヴェール「舞踊とバレエについての手紙」(1760年)』
https://douwashoin-books.shop/items/63646b3f211ac34ff11d2f35

 

編集者のブログを更新しました

久しぶりに、ブログを更新しました。

https://www.douwashoin.com/blog/%e3%80%8c%e6%95%a3%e6%ad%a9%e3%81%ae%e9%81%94%e4%ba%ba%e3%80%8d%e5%b0%8f%e9%87%91%e4%ba%95-%e3%81%aa%e3%81%a9-%e7%89%b9%e9%9b%86/

「読書人」12/20号紹介記事と
アーカイブ配信
『シェレメーチェフ家の農奴劇場』

【お知らせ】

森本頼子(著)
『シェレメーチェフ家の農奴劇場 18世紀ロシアのオペラ文化史』


■1■

「週刊読書人」2024年12月20日号

https://dokushojin.net/news/820/

年末回顧特集

「ロシア」関連書の欄でご紹介頂きました(執筆:髙田映介氏)。


■2■

文喫栄で行われた著者トークイベント
「18世紀×ロシア×オペラ 音楽史探究の魅力に迫る」

アーカイブ配信の申込は本日までです。

https://peatix.com/event/4210095/view?k=095b215792bb527345eec6a55904ba9e87574788

冬季休業のお知らせ

12月28日(土)~2025年1月5日(日)まで、冬季の休暇を頂きます。

休業期間中に、fax等で頂いたご注文は、1月8日(水)の取次搬入となります。
また小社オンラインショップでご注文頂いた書籍は、1月6日(月)より、順次、発送させて頂きます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

アーカイブ配信
著者トークイベント
『シェレメーチェフ家の農奴劇場』

書店でのトークイベント
アーカイブ配信中
 
11/16(土)名古屋市の書店「文喫 栄」にて開催致しました
 
『シェレメーチェフ家の農奴劇場』刊行記念
著者(森本頼子氏)トークイベント
「18世紀×ロシア×オペラ 音楽史探究の魅力に迫る」
 
音楽を通して歴史を眺めることで、その時代の人々の思いを知り、それが今の私たちにどのようにつながっているのかを見ることができる… 音楽史探究のおもしろさ、醍醐味を語ります。
 
【トークより(森本頼子氏)】
「音楽と他の芸術の違うところは、形に残らないということなんですね。美術だったら絵が残る、建築だったら建築物が残る、文学だったら文字が残る。でも音楽は時間芸術なので、消えてしまうというところが一つの特徴であり、でも、面白いところではあると思うんです。音楽史研究というのは”見えないもの”を相手にしていくもので、その分、研究する人は一生懸命、想像力を働かせる。どんな音楽が鳴り響いて、どんなことをその音楽を聴いた人たちが感じたのか。それを物語にしていくというのは、とても大事な作業だと私は思っています。」

 
本には描かれなかった後日談を語る森本頼子氏(右)

会場となった書店「文喫栄」(名古屋市)
 
 

本屋B&B「こここブックフェア」
『同じ月を見あげて』ご紹介
11月9日~30日

東京・下北沢の「本屋B&B」で開催の「こここブックフェア」にて、新澤克憲(著)『同じ月を見あげて』をご紹介頂いています。

 

11月11日の介護の日にちなんで、東京・下北沢の BONUS TRACK で開催されている「Caring November(ケアリングノーベンバー)」。
11月9日~30日の会期中、「ケア」をテーマにした展示、トーク、マーケット、体験イベントなどが実施されます。

今回のブックフェアは、BONUS TRACK 内にある「本屋B&B」と、マガジンハウスのウェブマガジン〈こここ〉の連動企画。

詳細は、〈こここ〉のイベント紹介サイトをご覧下さい。
 https://co-coco.jp/series/event/caringnovember2024/

 

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