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アトリエより 編集者のブログ

「道和」の名前の由来、そこに込められた創業の精神について、書いております。

ご一読いただければ嬉しいです。

 

書評掲載(岸純信氏)
シェレメーチェフ家の農奴劇場

オペラ研究家 岸純信 氏が、『シェレメーチェフ家の農奴劇場』(森本頼子 著)の書評をブログで公開して下さいました。

オペラ史についての深いご見識に基づいた詳細な評です。

https://ameblo.jp/d-zampa/entry-12895843313.html?fbclid=IwY2xjawJ0BSJleHRuA2FlbQIxMQBicmlkETFsaDJ0SVQ3bXA1bHlUTm9EAR7euSUogL4-lzRUAPXyRW4aH13gkmpHnkXAfB9Pophun673avxGmivmG9OTPw_aem_FllaIYUyQxSCxAMK2rsI0g

岸純信氏は、オペラ関連の貴重な書を翻訳し、みずから出版もされておられます。

 

 

なお、ひとこと、さらに感謝の気持ちを記したいと存じます。

小社の謹呈・献本についての考え方は、
編集者のブログ(2024/5/25)
に書かせて頂いております。
そうした小社の姿勢をご理解いただいた上で、こうした書評をして下さったこと、改めて感謝申し上げます。

***

YouTube で関連動画を公開しています

『シェレメーチェフ家の農奴劇場』刊行記念トーク(2024年11月 文喫栄にて)

前編】【後編

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今月公開したYouTube動画について、語っております。

https://www.douwashoin.com/blog/%e4%ba%88%e5%ae%9a%e8%aa%bf%e5%92%8c%e3%81%8c%e8%8b%a6%e6%89%8b/

YouTube
『シェレメーチェフ家の農奴劇場』
トーク動画を公開しました

シェレメーチェフ家の農奴劇場 18世紀ロシアのオペラ文化史
刊行記念トークイベント

「18世紀×ロシア×オペラ 音楽史探究の魅力に迫る」

2024年11月16日
文喫栄 で行われたトークイベントをYouTubeで公開しました。



出演
森本頼子(音楽史研究者)
聞き手:片桐文子(編集者)


シェレメーチェフ刊行記念トーク

前編

『シェレメーチェフ家の農奴劇場』 -研究のはじまり
『シェレメーチェフ』で描かれた世界
『シェレメーチェフ』刊行後の反響①


後編

『シェレメーチェフ家の農奴劇場』前史 -これまでの研究の道のり
単著としての『シェレメーチェフ』 -刊行後の反響②
ニコライのその後 -『シェレメーチェフ』後日談
音楽史を研究するということ

 

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https://www.douwashoin.com/blog/

著者ピアノリサイタル
『赤松林太郎 虹のように』
3/21 東京銀座 王子ホール

『赤松林太郎 虹のように』の著者、ピアニストの赤松林太郎さんが、3月21日に東京 銀座の王子ホールでリサイタルを開催されます。

会場で書籍の販売もございます。

曲目のテーマは「組曲」。
バッハ、ピアソラ、ロドリーゴ、そしてムソルグスキー「展覧会の絵」という、赤松さんならではの魅力的なプログラム。

どうぞお運び下さい。


赤松林太郎ピアノリサイタル
音の旅IV-四つの組曲-

日時:2025年3月21日(金) 19:00~(開場18:30)
会場:銀座王子ホール
一般:5000円(全席自由)※未就学児はご遠慮ください。

演奏曲目:

J.S.バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
ピアソラ/山本京子編曲:天使の組曲
ロドリーゴ:ピアノのための組曲
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

申込・問合せ・アクセスなど詳細は:
https://concert-search.ebravo.jp/concert/209374



室靖治(著)
『「記録の神様」山内以九士…』
新しいオビができました

新しいオビができました!



室靖治(著)『「記録の神様」山内以九士と野球の青春』

プロ野球のはじまりのころ、「記録」と「規則」の整備に力を尽くした山内以九士(やまのうち・いくじ)の評伝です。





表紙の写真は、山内以九士が1954年に自費出版した『打率早見表(ベースボール・レディ・レコナー』。山内自身が愛用した初版で、使い込んで革表紙がボロボロになっています。

ポケットサイズ、総頁362頁、活版印刷。
約70万の数字がびっしり並んでいます。

組版は資金難で工場に頼めず、職人2人を個人宅に呼んで作業を始めました。組版に使う鉛の活字は、「AB」(打数)、「H」(安打)、それに「0」から「9」までの13個だけ。
ところが植字工が何らかの事情で続けられなくなり、山内自身が組販作業をすることに…



苦労の末にできあがったレコナーは、来日した大リーグ関係者にも絶賛され、海を渡りアメリカでも活用されました。

関連の催し
齋藤陽道さん写真展
3/27-30 東京新宿

写真家・文筆家の齋藤陽道さんが、3月末に東京 新宿で写真展を開催されます。

齋藤さんは、『同じ月を見あげて』新澤克憲(著)の刊行の際に、心あたたまる応援メッセージを寄せて下さいました。

ポスターや開催概要のデータを頂きましたので、ご案内致します。

久しぶりの、「神話」シリーズの集大成となる写真展です。どうぞお運び下さい。

齋藤陽道写真展
「神話 7年目 —— 人間が始まる」

・会期 2025年3月27日(木)〜3月30日(日)
・時間 12:00~20:00 (最終入場19:30)
・会場 王城ビル 2階・3階 (東京都新宿区歌舞伎町 1丁目13−2)
・入場料  ¥1,000(高校生以下無料 ※学生証要提示) 会期中何度も再入場可能なチケットを発行します
・主催 株式会社せかいはことば
詳細Webページ



■メッセージ

絶望しながらも、それに甘んじるだけで終わらない。喜びを掴むことを諦めない。
そのぎりぎりの間を生きるということ。
そこにある痛みと光の両方のちからによって突き動かされる、かろうじて聖なる人間らしきもの。
それがあったから、ツンボと蔑まれる立場であった僕は、今、こうして人権を持つ一人として生きているし、写真を生業として生活ができている。
そして、子どもを迎える事ができた。
そうやって、ぼくは写真を生きていくことができる。

一人ひとりの人間的なものを大切にして闘った人がいたからこそ、ということが今、ひどく沁みている。
人間的なものは悪しきものがたっぷり含まれていると思うけれど、それでもその中にかろうじて残る、聖なる人間らしき輝きを諦めたくない。

『神話』というシリーズは、そういう、かろうじて残る聖なる人間的なものを中心にしたい。

それは撮影だけでなく、写真展においても。

どうぞ、写真とともにお会いできますように。
よろしくお願いいたします。

齋藤 陽道(HARUMICHI SAITO)

著者 出演情報(森本頼子氏)
実演つきシンポジウム
3/23 東京藝術大学

2025年3月23日(日)、
シェレメーチェフ家の農奴劇場』の著者 森本頼子さん出演の
シンポジウムが開催されます。

第6章「ロシアのオペラを創る」に登場する、サッキーニのオペラ《ルノー》
パリ・オペラ座初演の数年後、シェレメーチェフの劇場で、ロシア語に翻訳されて上演されました。
このオペラの元になっているのがタッソの叙事詩『解放されたエルサレム』です。

このシンポでは、『解放されたエルサレム』を元に各国で盛んに創作された音楽/美術作品について、何名かの研究者が発表します。
森本頼子さんは《ルノー》を中心にシェレメーチェフの上演活動を発表。
《ルノー》の中のアリアも演奏予定です。


■開催概要

シンポジウム  オペラ・アリアの実演付き

バロック・オペラとイタリア叙事詩
 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品
 
2025年3月23日(日) 13:00~17:40(開場:12:30)
東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部 5号館 1階 109番教室

事前登録制 入場無料(座席数に限りがありますので先着順となります)
参加希望者は3月21日(金)までにこちらからご登録下さい。


■内容

詩人トルクァート・タッソの叙事詩『解放されたエルサレム』(1581年刊行)は、イタリア文学を代表する傑作のひとつです。カトリック改革の時代に書かれたこの作品は、第一回十字軍が異教徒からエルサレムを奪還するという内容で、出版当初から高く評価されました。その後も本作を原作とする数多くの音楽作品や美術作品が生み出され、ますますその人気は高まっていきます。なかでも十字軍の勇者リナルドと異教徒の魔女アルミーダの恋物語は、多くの芸術作品の題材となりました。
今回開催するシンポジウムでは、イタリア、フランス、ドイツ、イギリス、ロシアにおける『解放されたエルサレム』を基としたオペラの広がりを分析すると同時に、美術作品に見られる叙事詩の影響を考察していきます。また、東京藝術大学音楽学部古楽研究室の協力により、オペラ・アリアの実演も行います。本催しが芸術分野における「『解放されたエルサレム』現象」ともいえる熱狂(フィーバー)の解明に一石を投じられれば幸いです。
(企画・構成:大崎さやの)


■プログラム

13:00 開会挨拶 趣旨説明

発表1:
イタリアとフランスのオペラ台本における『解放されたエルサレム』
大崎さやの(東京藝術大学)

発表2:
フランスにおける《アルミード》の変容 ―リュリからグルックへ
森佳子(早稲田大学)

発表3:
18世紀ロシアにおける『解放されたエルサレム』にもとづくオペラの上演 ―宮廷劇場と農奴劇場を中心に
森本頼子(名古屋音楽大学)

発表4:
ロンドンにおけるイタリア・オペラ黎明期に上演されたヘンデル《リナルド》の特徴
江秀和(杏林大学)

質疑応答 休憩

15:10
演奏1

発表5:
18世紀ドイツ諸都市における『解放されたエルサレム』にもとづくオペラ ―C.H.グラウン《アルミーダ》を中心として
大河内文恵(東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校)

発表6:魔女オペラと《オルランド・フリオーゾ》
辻昌宏(明治大学)

発表7:『解放されたエルサレム』の絵画化 ―17世紀イタリアの事例から
新保淳乃(武蔵大学)

演奏2

コメント:
横山義志(学習院大学、SPAC-静岡県舞台芸術センター)
上西明子(東京藝術大学)

質疑応答・閉会挨拶


■演奏者

枝 紀花(ソプラノ、修士2年)
小泉莉穂(ソプラノ、修士1年)
寺内詩織(バロックヴァイオリン、別科1年)
前川陽香(チェンバロ、修士2年)


■演奏予定曲目

リュリ《アルミード》第2幕第5場 アルミードのエール“Enfin, il est en ma puissance”
グルック《アルミード》第2幕第5場 アルミードのエール“Enfin, il est en ma puissance”
ヘンデル《リナルド》第2幕第4場 アルミレーナのアリア “Lascia ch’io pianga”ほか
(曲目、演奏順など、詳しくは当日発表となります)


■主催・協力・後援

主催: 科学研究費基盤(B)「啓蒙期ヨーロッパの芸術における「他者」の総合的研究」(研究課題番号:24K00051)
協力: 東京藝術大学音楽学部 古楽研究室
後援: 早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所 西洋比較演劇研究会 日本18世紀学会

 

著者 出演情報(森立子氏)
レクチャー・コンサート
2/9 彩の国さいたま芸術劇場

『ノヴェール「舞踊とバレエについての手紙」(1760年)』の編著・訳の森立子氏が、2/9(日)に彩の国さいたま芸術劇場で行われる、大塚直哉氏のレクチャー・コンサートにゲストとして出演されます。

「バッハと舞曲をめぐるさまざまな謎に迫る」興味深いコンサートです。

内容やチケット購入方法など、詳しくはこちらをご覧下さい:
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/99035/

大塚直哉レクチャー・コンサート 第11回
~鍵盤の上で踊るバッハ!?~

日時:2025年2月9日(日)14:00開演

会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演:
 大塚直哉(ポジティフ・オルガン、チェンバロ、お話)
 森 立子(西洋舞踊史・音楽史)

曲目:J. S. バッハ:イギリス組曲 第1番~第6番

主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

森立子(編著・訳)『ノヴェール「舞踊とバレエについての手紙」(1760年)』
https://douwashoin-books.shop/items/63646b3f211ac34ff11d2f35

 

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