関連の催し
齋藤陽道さん写真展
3/27-30 東京新宿
写真家・文筆家の齋藤陽道さんが、3月末に東京 新宿で写真展を開催されます。
齋藤さんは、『同じ月を見あげて』新澤克憲(著)の刊行の際に、心あたたまる応援メッセージを寄せて下さいました。
ポスターや開催概要のデータを頂きましたので、ご案内致します。
久しぶりの、「神話」シリーズの集大成となる写真展です。どうぞお運び下さい。
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齋藤陽道写真展
「神話 7年目 —— 人間が始まる」
・会期 2025年3月27日(木)〜3月30日(日)
・時間 12:00~20:00 (最終入場19:30)
・会場 王城ビル 2階・3階 (東京都新宿区歌舞伎町 1丁目13−2)
・入場料 ¥1,000(高校生以下無料 ※学生証要提示) 会期中何度も再入場可能なチケットを発行します
・主催 株式会社せかいはことば
・詳細Webページ
■メッセージ
絶望しながらも、それに甘んじるだけで終わらない。喜びを掴むことを諦めない。
そのぎりぎりの間を生きるということ。
そこにある痛みと光の両方のちからによって突き動かされる、かろうじて聖なる人間らしきもの。
それがあったから、ツンボと蔑まれる立場であった僕は、今、こうして人権を持つ一人として生きているし、写真を生業として生活ができている。
そして、子どもを迎える事ができた。
そうやって、ぼくは写真を生きていくことができる。
一人ひとりの人間的なものを大切にして闘った人がいたからこそ、ということが今、ひどく沁みている。
人間的なものは悪しきものがたっぷり含まれていると思うけれど、それでもその中にかろうじて残る、聖なる人間らしき輝きを諦めたくない。
『神話』というシリーズは、そういう、かろうじて残る聖なる人間的なものを中心にしたい。
それは撮影だけでなく、写真展においても。
どうぞ、写真とともにお会いできますように。
よろしくお願いいたします。
齋藤 陽道(HARUMICHI SAITO)