記事掲載
『同じ月を見あげて』
世田谷さくら会会報


紹介記事掲載


新澤克憲(著)
同じ月を見あげて -ハーモニーで出会った人たち

精神障がい者の家族の会「世田谷さくら会」の会報(7月号)にて、ご紹介いただきました。


「一気に読みました。精神の病を抱えたひとりひとりの生きた証が、丁寧に紡がれたこの本に、胸がいっぱいになりました。」
「今では会うことも叶わなくなったAさん、Bさん、…。この本に書かれた人たちとどこなく似ていて、なんとも愛おしい。社会の中で差別され、その人生をないものにしようとしてきた日本。新澤氏は活字で精神の病を抱えながら生きた大切な人たちの物語を記録しています。」


以下に、世田谷さくら会の沿革と、メッセージを、ホームページから転載させていただきます。

沿革:
「世田谷さくら会は、世田谷区を中心とした精神障がい者の家族が集まり設立されました。
1967年(昭和42年)に設立以来、
・家族が集まり自由に話し合える場と、
・病気・障害・社会資源について学びあう場を、
・当事者が集まり活動していく場を
ひとつずつ作り続けてきました。
世田谷区以外からも広く家族、当事者、理解ある関係者の皆さまが集まり、活動しています。」

メッセージ
「悩んでいるご家族の方へ
世田谷さくら会は、家族とあなたを支えます。
眠れない、昼夜逆転している、周りから悪口を言われていると感じている
音や周りに過剰に過敏になっている
今まで優しかったのに急に攻撃的になった、何と言っていいかわからないが今までと明らかに様子が違う
もしかしたら精神の病気かもしれない、医療につなげたいがどうしていいかわからない
精神の病気かもしれないが周りに誰も相談できる人がいない
医療にはつながったが、家族としてどう対応したらよいかわからない
こんなに大変な思いをしているのは自分だけだと思って辛いなど
こんな時は、ぜひさくら会にご相談ください
同じ体験をしてきた家族があなたと共に歩んでいきます」