アーカイブ配信
著者トークイベント
『シェレメーチェフ家の農奴劇場』


書店でのトークイベント
アーカイブ配信中
 
11/16(土)名古屋市の書店「文喫 栄」にて開催致しました
 
『シェレメーチェフ家の農奴劇場』刊行記念
著者(森本頼子氏)トークイベント
「18世紀×ロシア×オペラ 音楽史探究の魅力に迫る」
 
音楽を通して歴史を眺めることで、その時代の人々の思いを知り、それが今の私たちにどのようにつながっているのかを見ることができる… 音楽史探究のおもしろさ、醍醐味を語ります。
 
【トークより(森本頼子氏)】
「音楽と他の芸術の違うところは、形に残らないということなんですね。美術だったら絵が残る、建築だったら建築物が残る、文学だったら文字が残る。でも音楽は時間芸術なので、消えてしまうというところが一つの特徴であり、でも、面白いところではあると思うんです。音楽史研究というのは”見えないもの”を相手にしていくもので、その分、研究する人は一生懸命、想像力を働かせる。どんな音楽が鳴り響いて、どんなことをその音楽を聴いた人たちが感じたのか。それを物語にしていくというのは、とても大事な作業だと私は思っています。」

 
本には描かれなかった後日談を語る森本頼子氏(右)

会場となった書店「文喫栄」(名古屋市)