【正誤表】『オルガンの芸術』


2019年6月発行の日本オルガニスト協会監修『オルガンの芸術』第1刷において、下記の誤りがございました。

読者の皆様に謹んでお詫び申し上げるとともに、次のように訂正いたします。

p.40 末尾の2行
(誤)4フィート×8フィート
(正)5フィート×9フィート

p.75 上から10行目
(誤)F.クープラン(1759-1826)
(正)F.クープラン(1668-1733)

p.79 譜例3.8 最終段の左手
2拍目のペダル記号を削除

p.87 表3.3 「クィンターデ」の右欄
(誤)第5の,つまり第2倍音を出すので
(正)第3倍音つまり5度の音が強く聞こえる。

p.159 中央部
(誤)18世紀よりも前の楽器が現在見られないのは……
(正)18世紀よりも前の楽器があまり多く見られないのは……

p.159 下から8行目
(誤)アラウショ
(正)アラウホ

p.159 下から7行目
( )内の「アラウホとも」を削除

p.204 下から16行目
(誤)戦争のさなか(1937-1739)
(正)戦争のさなか(1937-1939)

p.205 16行目
(誤)「夜の子ども」
(正)「アフリカの子ども」

p.237 5~6行目
(誤)「想像しうる限り最も高貴な……和声の豊富さである。」
(正)「印象的なのは,旋律が明確に聞こえるというよりも,その音の力強さと和声が豊富に聞こえるということである。」

p.240 2)の見出し
(誤)ロマンの派オルガンとビルダー
(正)ロマン派のオルガンとビルダー

p.325 下から9行目
(誤)横浜天主堂
(正)横浜山手天主堂

P.327 5~7行
(誤)1953年6月,広島世界記念聖堂に……。……これが日本で初めてのトラッカー・アクションの楽器であった。
(正)1953年,広島のエリザベト音楽短期大学とカトリック幟町教会世界平和記念聖堂に日本で初めてのドイツのネオバロック様式のオルガンが設置された。前者はヴァルカー社製の電気式ユニットオルガンであったが,後者はクライス社製で,2段手鍵盤,ペダル,25ストップをもつ電気・空気圧式アクションの楽器であった。

p.335 最終行~
(誤)教会オルガニストではない
(正)オルガニストではない

p.336 最終行 ~ p.337  2行目
(誤)この作品はジグモント・サットマリー……。日本での再演が望まれる。
(正)この作品は1977年に久保田清二によって初演されたのち,ジグモント・サットマリー(1939- )がウィーンでヨーロッパ初演,ドイツでも再演して聴衆に深い感銘を与えた。

p.337 3行目
(誤)フルカラーの楽譜
(正)カラーの楽譜

p.339 5行目
(誤)近藤岳「サルヴェ・レジーナによるパラフレース」
(正)近藤岳「サルヴェ・レジーナによるパラフレーズ」

p.339 8行目 および p.375 索引
(誤)伊藤光介
(正)伊東光介

p.361 オルガン史年表
    年  和暦       オルガン史
(誤)1953 昭和28 日本初のトラッカー・アクションのオルガンが広島世界記念聖堂に設置される。
(正)1953 昭和28 日本初のネオバロック様式のオルガン(電気・空気圧式アクション)が広島の世界平和記念聖堂に設置される。

p.362 下から7番目 および p.375 索引
(誤)アラウショ
(正)アラウホ

p.374 邦人作曲家一覧
(誤)松下功(1951- )
(正)松下功(1951-2018)