ハイニへン
「新しい通奏低音奏法」(1711)
全訳と解説

■編著者 久保田慶一
■著者 ヨハン・ダーヴィト・ハイニヘン
■訳者 久保田慶一小沢優子
■初版発行年月 2021年秋刊行予定
■体裁・総頁 A5版・360頁予定
■ISBNとCコード 978-4-8105-3006-3
■価格(税別) ¥3,600

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■内容紹介

バッハと同時代の作曲家ヨハン・ダーヴィト・ハイニヘン(1683-1729)が
「愛好家が独学で習得できる」ことをめざして平易にまとめた、実践的教本。

原著では文字譜も多い楽譜を、本訳書では現在の記譜法に改めて掲載。
弾きながら学べる、後期バロックの通奏低音奏法です。

ハイニヘンは、ひととおり通奏低音の基礎を解説したあと、
・数字のない通奏低音をどうリアリゼーションするのか? 
・レチタティーヴォの伴奏では、和声進行をどのように組み立てるのか?
といった、演奏の現場で必須の応用法も指南。
同時代のCarlo Francesco Cesarini (1666-1741)のカンタータ全曲を
掲載し、通奏低音の実践例を示しています。

後半では、5度圏による転調理論など、より詳細な音楽論・作曲論も展開。
当時の作曲・演奏の現場で何が課題とされていたのかがうかがい知れる、
大変貴重な資料となっています。

■目次

はじめに(久保田慶一)


ハイニヘン『新しい通奏低音奏法』(1711)完訳


序文

第I部 通奏低音の原理

第1章 通奏低音の正しい和音と、初心者への効果的な指導法
第2章 通奏低音の数字 正しい基本的な取り扱い
第3章 短い音符の扱い、さまざまな拍子
第4章 すべての調の和音・数字・短い音符の応用
第5章 初心者がさらに上達するために。とくに通奏低音の装飾について

第II部 通奏低音の完全な学問

第1章 数字の付いていない通奏低音の実践法(特に劇場作品)
第2章 レチタティーヴォの伴奏
第3章 本書の規則をカンタータに応用する
第4章 「音楽環」について
第5章 独学で通奏低音奏法を完璧に習得する有益な実践法


解 説
(久保田慶一)
ハイニヘンの生涯と作品
1728年に刊行された著作との相違
ハイニヘンの音楽観・和声論 など

■著者・訳者紹介