アスリートの心理臨床
スポーツカウンセリング
■著者 | 中込四郎 |
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■発行年月日 | 2004年12月 |
■体裁・総頁 | A5判上製 |
■ISBNとCコード | 978-4-8105-1075-1 C3075 |
■価格(税別) | ¥2,857 |
■内容紹介
著者は臨床心理士・スポーツメンタルトレーニング指導士として様々なアスリートたちと向き合ってきた。本書では、「投球失調」を呈した高校生投手、「バーンアウト」を起こしたアスリート、腰痛を訴え続けた長距離ランナー、競技からの離脱が本人自身の「自立」の課題への取り組みとなっていったアスリート、などの具体的な相談事例を通して、スポーツ選手たちへの内面世界に迫る。
[著者プロフィール]
中込四郎(ナカゴミシロウ):現筑波大学大学院人間総合科学研究科助教授(スポーツ心理学,スポーツカウンセリング論担当)。筑波大学心理相談室、スポーツ・クリニック・メンタル部門の心理相談員、公立中学校の非常勤スクールカウンセラーを務める。体育科学博士・臨床心理士・スポーツメンタルトレーニング指導士。(本書刊行時のデータ)
■目次
Ⅰ 立場と方法第1章 臨床の場そして基本的立場
第2章 「臨床スポーツ心理学」の方法
第3章 心理臨床からの「動作」の理解
第4章 競技スポーツの心理世界
第5章 アスリートの「こころの強化」
Ⅱ 臨床の実際
第6章 「投球失調」を呈したある高校生投手のメンタルトレーニング
第7章 あるアスリートの競技期での心理サポートの事例
第8章 アスリートの「バーンアウト」
第9章 腰痛を訴え続けた長距離ランナー
第10章 競技離脱が「自立」の課題への取り組みとなっていったアスリート