ゆるみ筋&こわばり筋のコンディショニング
ゆがみを正せば痛みは消える
■著者 | 矢野史也 |
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■発行年月日 | 2008年6月 |
■体裁・総頁 | B5判並製 128頁 |
■ISBNとCコード | 978-4-8105-2107-8 C3075 |
■価格(税別) | ¥2,190 |
■内容紹介
スポーツやフィットネスによる運動効果を高めるためにも、優先されるべきは、身体のバランスを整えることではないかという考え方が本書のテーマになっています。
第1部では、身体動作の要である骨盤にフォーカスし、姿勢や動作の観察からバランス回復に向けたアプローチまで。第2部では動作性の向上につなげる身体操作、第3部では、私が高齢者指導で多用している操体法を中心とした集団指導プログラム、第4部ではパーソナルコンディショニングで活用している短時間骨格矯正法SPATの技術解説について触れました。
本書はヘルスフィットネス指導者を主な読者対象として書きましたが、多数の写真や図を用いていますので、健康づくりに興味をお持ちの方にもお読みいただけるのではないかと思います。
(著者より)
[著者プロフィール]
矢野史也(ヤノフミヤ):(株)スポーツフィールド代表取締役、早稲田大学大学院非常勤講師、全米ストレングス&コンディショニング協会スペシャリスト。http://www.sportsfield.co.jp/yano_works.html
■目次
第1部 姿勢・動作のチェックとバランス回復のアプローチ1)快適性を求めている身体
2)筋バランスの影響を受ける「姿勢」と「動作」
3)「ゆるみ筋&こわばり筋」へのアプローチ
4)「ゆるみ筋&こわばり筋」がつくる姿勢のアンバランス
5)動作から「ゆるみ&こわばり」のアンバランスをみつける
第2部 身体操作で動きが変わる
1)筋力の発揮、疲労感は身体の使い方、意識の持ち方で変わる
2)肩甲骨の動きを意識する
3)立ち座りの身体操作
第3部 慢性痛や動きづくりに効果のある操体法の実際
1)こわばり筋をほぐす操体法
2)痛みを持っている高齢者に最適な訳
3)「基本運動プログラム」で高まる運動機能、軽減する痛み
4)気持ちよく動くことで、なぜ効果が現れるのか
5)操体法の実践の前に
6)操体法の実践
7)立位で行う操体法
8)背臥位で行う操体法
9)背臥位で行う操体法
10)座位で行う操体法
第4部 操体法をベースにした「超短時間骨格矯正法 SPAT」
1)「超短時間骨格矯正法 SPAT」とは
2)SPAT(骨盤編、上部胸椎編)の全体的な注意点
3)「超短時間骨格矯正法 SPAT」の実際