競技者のキャリア形成史に関する社会学的研究

サッカーエリートの困難と再生のプロセス
■著者 吉田毅
■体裁・総頁 A5判上製 280頁
■本体価格(税別) 3800円
■ISBNとCコード 978-4-8105-2123-8 C3075
■初版発行年月 2013年9月

■内容紹介

少年期にサッカーの競技力がわが国でトップクラスにあり,サッカー競技者の世界に進路を定めたいわゆる過去の栄光を持つエリート競技者(サッカーエリート)でありながら,青年期に初めて競技機会を喪失した者に着目。その深刻な困難な状況から再生に至るプロセスについて社会学的視座に立って解明する。

[まえがきより]
「ここ20年ほどの間に急激に発展を遂げたわが国のサッカー界,その華やかな表舞台に立つことができず,あるいは立つことができてもその後に困難を余儀なくされる競技者が大勢いる。むろんサッカー界に限らず,他の各種目界においても同様の競技者は多かれ少なかれ存在するに違いない。本書は,競技者が一連のキャリア形成プロセスで困難から再生していくための方途をめぐり,サッカー界における先人のキャリア形成史を辿ることを通じて,スポーツ社会学の立場からいくばくかでも実践的に寄与し得る知見を得たいとの意図を持つ。言わば臨床的なスポーツ社会学の基点となる試みである。」

[著者プロフィール]
吉田 毅(ヨシダ タケシ):1963年宮城県生まれ。筑波大学体育専門学群卒業,筑波大学大学院体育研究科修了。体育科学博士。鳥取大学教育学部,九州大学健康科学センター,東北工業大学を経て,現在は常葉大学健康プロデュース学部教授。スポーツ社会学専攻。(本書刊行時のデータ)

■目次

序章 本書の目的と枠組み 第1章 主体的社会化論の枠組みの検討 第2章 アメリカ杯挑戦艇クルーへ転身したサッカーエリート 第3章 揺るぎないサッカーエリート 第4章 車椅子バスケットボール競技者へ転身したサッカーエリート 第5章 バーンアウトから再生したサッカーエリート 第6章 先行研究の動向と課題 結章 補章 越境者ラモスの日本代表への道のり

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